【2026年最新】確定申告の医療費控除の計算をAI(Gemini)で自動化!医療費集計フォームへの入力を効率化する「神プロンプト」公開

こんなお悩みありませんか?

「領収書の束を前にして、医療費集計フォームへの手入力が苦痛…」
「共働きで家族全員分の医療費をまとめるのが大変すぎる…」
「入力ミスがないか何度も確認するのが面倒で、つい後回しにしてしまう…」

そのお悩み、実はAI(Gemini)を使えば驚くほど簡単に解決できます。

今回は、国税庁が配布している「医療費集計フォーム」へ、スマホで撮った領収書の写真を読み込ませるだけで、そのままコピペできるデータを作成する裏技をご紹介します。

当事務所で作成した「医療費控除専用プロンプト(指示書)」も無料で公開しますので、ぜひコピーして使ってみてください。

目次

医療費集計フォームへの「手入力」が大変な理由

医療費控除を受けるには、支払った医療費の内容を正確に記録する必要があります。特に以下のようなケースでは、作業負担が重くのしかかります。

  • 通院回数が多く、領収書の枚数が数十枚〜百枚以上ある
  • 家族全員分の医療費を合算して申告する必要がある
  • 薬局での購入費用(セルフメディケーション税制との選択)も細かく管理したい

これらの作業をすべて手作業で行うと、数時間かかることも珍しくありません。また、数字の打ち間違いといったヒューマンエラーも発生しやすくなります。

確定申告の救世主!AI OCRとしての「Gemini」

そこで活用したいのが、Googleが開発した最新AI「Gemini」です。 Geminiには、画像内の文字や数字を読み取る高度な**「AI OCR」**機能が備わっています。 スマホで撮影した領収書や、病院から発行された明細書の画像から、「受診者氏名・病院名・区分・金額」といった必要な情報だけを自動で抽出できるのです。

【最重要】始める前に!セキュリティ設定を必ず確認しましょう

非常に便利なGeminiですが、医療費明細という機密性の高い個人情報を扱います。安全に利用するために、実践する前に必ず以下の設定を行ってください。

デフォルト設定のままでは、入力した内容がAIの品質向上のために学習データとして利用されてしまう可能性があります。これを防ぐため、「Geminiアクティビティ」をオフにします。

■ Geminiアクティビティをオフにする手順
  1. Geminiのサイトにアクセスします。
  2. 左側のメニュー下部にある**「設定(歯車マーク⚙)」**をクリックします。
  3. **「Geminiアプリ アクティビティ」**をクリックします。
  4. アクティビティ管理画面が表示されたら、**「オフにする」**を選択し、確認画面でもう一度「オフにする」または「オフにしてアクティビティを削除」をクリックします。

これで、今後の対話内容がAIの学習に利用されなくなります。銀行明細のようなプライベートな情報を扱う際は、この設定を必ず有効にしてから利用するようにしてください。

【※補足:Google Workspaceをご利用の場合】

法人や組織でGoogle Workspace(Gemini for Google Workspace, Gemini Business/Enterpriseなど)をご契約の上でGeminiを利用している場合、入力したデータがAIの学習に利用されることはなく、組織内のデータとして強固なセキュリティで保護されるとGoogleが公式に定めています。

そのため、Google Workspace環境でGeminiをご利用の方は、基本的に上記のアクティビティオフ設定は不要です。 本記事でご説明しているセキュリティ設定は、主に個人向けの無料版Geminiをご利用のケースを想定しています。

【実践編】Geminiで医療費データを一括作成する3ステップ

Step1:医療費明細書を準備する

医療費明細書をスマホで撮影するか、スキャンして画像(またはPDF)にします。
【ポイント】 文字がはっきりと見えるよう、明るい場所で撮影してください。

Step2:Geminiに「神プロンプト」を貼り付ける

後述する**「医療費集計フォーム専用プロンプト」**をコピーし、Geminiのチャット欄に貼り付けます。

Step3:画像をアップロードして実行!

クリップアイコンから領収書画像をアップロードして送信します。あとはGeminiが自動で集計フォーム形式のデータを作成してくれます。

そのまま使える!医療費集計フォーム用「神プロンプト」

以下のプロンプト(指示文)をコピーして、Geminiに貼り付けてご活用ください。

医療費集計フォーム用「神プロンプト」

あなたは確定申告の医療費控除データ入力の専門家です。

添付した医療費の領収書(レシート)の画像を読み取り、以下の【出力フォーマット】に従って、Excelの「医療費集計フォーム」に利用できる表形式でデータを出力してください。



【基本要件】

1. **正確性**: 金額と日付は絶対に間違えないでください。

2. **医療費の区分**:

– 病院・クリニック等は「診療・治療」列に「該当する」と記入。

– 薬局での医薬品は「医薬品購入」列に「該当する」と記入。

– それ以外は適切な列に「該当する」と記入。

– 該当しない区分の列は空欄にしてください。

3. **日付形式**: 「2025/1/1」形式(西暦/月/日)で出力してください。



【追加要件:確認用情報の付記】

– **参照元と高額チェック**:

– 表の右端に「【確認用】参照元・備考」という列を追加してください。

– ここに、そのデータが「何枚目の画像」または「画像ファイル名」のどのあたりにあるか(例:「1枚目・上部」)を記載してください。

– **支払金額が10,000円以上**の場合は、注意を促すため「★高額確認」という文字とあわせて記載してください。



【出力フォーマット(列の並び順)】

| 医療を受けた人 | 病院・薬局などの名称 | 診療・治療 | 医薬品購入 | 介護保険サービス | その他の医療費 | 支払った医療費の金額 | 左のうち、補填される金額 | 支払年月日 | 【確認用】参照元・備考 |



【補足指示】

– 「医療を受けた人」が読み取れない場合は「(要確認)」としてください。

– 複数の領収書がある場合は、1枚につき1行ずつ作成してください。

– 最後に合計金額の計算は不要です。

【上級編】カスタム指示(Gems)でもっと便利に!

この作業を繰り返し行う場合、毎回長いプロンプトをコピー&ペーストするのは少し手間です。そこで、Geminiの**「Gems」**という機能を活用しましょう。

「Gems」は、特定の目的に合わせた自分だけのGeminiを作成できる機能です。ここに先ほどのプロンプトを登録しておくことで、ワンクリックで「会計明細読み取り専用Gemini」を呼び出すことができます。

■ Gemsの作成方法
  1. Geminiのサイトの左側メニューにある**「Gemを表示」→「Gemを作成」**をクリックします。
  2. 「Gemに名前を付ける」の欄に「医療費控除集計フォーム作成」など、分かりやすい名前を付けます。
  3. 「カスタム指示」の欄に、先ほどの「神プロンプト」全文を貼り付けます。
  4. 右上の**「保存」**をクリックし、「自分のみ」に共有設定をして完了です。

次回からは、Geminiの左側メニューに作成したGemが表示されるので、それをクリックして画像をアップロードするだけで、すぐに明細の読み取りが開始できます。

ご利用上の注意点

AIの読み取り精度は飛躍的に向上していますが、100%完璧ではありません。 特に、手書きの領収書や、かすれている文字は読み間違えることがあります。

今回ご紹介したプロンプトには、あえて「【確認用】参照元・備考」という列を設けています。「★高額確認」のマークが出ているものや、金額に違和感があるものは、必ず原本の領収書と照らし合わせて確認を行ってください。

まとめ:AIを活用して、確定申告をスマートに

今回はGeminiを活用して医療費控除の集計を効率化する方法をご紹介しました。 テクノロジーを味方につければ、煩わしい事務作業を大幅に削減し、大切な時間を守ることができます。

当事務所のご案内

となり税理士事務所では、こうしたAIやITツールを活用した「効率的な確定申告」や「バックオフィスのDX支援」を積極的に行っております。 「自分に合った効率化の方法を知りたい」「今年の確定申告、ITを駆使して楽に終わらせたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

気になることがございましたら、まずはお問い合わせください。無料でご相談をお受けします

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